外国人墓地って何?

日本各地にある、外国人墓地(旧称 外人墓地)とは、 駐在外国人のための墓地です。
有名な外国人墓地では横浜山の手にある外国人墓地があります。 1800年代からの墓地で、もう200年も歴史があります。 エキゾチックな雰囲気でデートコースにもなっています。

全国には、この他に東京の青山墓地、 大阪の服部墓地、神戸の六甲の外国人墓地、 長崎の外国人墓地などがあります。
かつての外国人の墓地はキリスト教徒ということもあって、 装飾性の高い墓地は、日本の文字だけで漢字が縦に刻んだものに比べて、 英文字が並んだ明るい雰囲気があります。

外国での外人墓地は、宗教上の問題もあり、 土葬の割合が、かつては多いカタチでした。 火葬率は日本が一番高く、現代では外国も火葬化が進んでいます。

また、現代の外国人墓地は、横型のシンプルな石(洋式)に、 芝生を生かした明るい墓地で、日本の一般的なお墓に比べて、 オシャレなものも少なくありません。
ちなみに、洋式の方が石の分量も少なく、価格も安くあがリ、 特別なものはもっと高額なものもありますが、 多くの墓石は70万円~150万円程度で購入することが可能です。

外国人墓地の歴史は?

外国人墓地の発祥は、安政元(1854)年 ペリー艦隊の水兵を葬ったのがはじまりです。 その後幕末の生麦事件で殺傷されたリチャードソンをはじめとする 攘夷運動の 犠牲者等を埋葬し定着していきました。

しかし、外国人の内地雑居、土地の自由売買が 原則として認められていなかった時代に、 外国人が葬られるようになった経緯は はっきりしていません。おそらく政府と関係を持つお雇い外国人から始まり、 それから宣教師、教員、外交官、商人等や その家族に広がったようです。

また、100年以上の年月がたった今日、 親族や関係者が分からない場合が多いこともあり、 「著名人」に関しては救われる可能性があるとしても、「無名人」(子供・同伴家族を含む)の墓の行く末は 危ぶまれているという現状もあります。