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***** カブで巡る別府の野湯 *****
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別府周辺の野湯と言えば秘湯として知られた「鍋山の湯」「へびん湯」「鶴の湯」が
あります。HP "湯けむりの街、別府" の「別府八湯」の中でも既に4年半前に紹介
しましたが、改めて最新の情報をと思い "どんがめT号" に乗ってこれら三ヶ所の
野湯に行ってきました。今やネットでも多く紹介されているこれ等の野湯は地元の
ファンによって支えられ、のんびり浸かれる環境が維持されていました。先ずは簡
単な奥別府秘湯マップをご覧下さい。
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鍋 山 の 湯     2007. 09. 11

明礬温泉へ至る国道500号線、えびすや温泉前から
左折して緩やかな坂道を進みます。鍋山峠に至る手
前に標識が設置されていました。鍋山峠では眼下に
別府市街〜別府湾を通して高崎山や大分市の遠望
が広がります。更に進むと道が二股に分かれていて、
左の坂道を下れば「へびん湯」へ。「鍋山の湯」はそ
のまま直進です。
ま、ここら辺りまでは道路もまあまあです
が、この後はオフロード車が似合う様な
ダートコースに変貌します! 四輪の乗用
車でしたら、ゆっくりと注意しながら走ら
ないと凸凹道の起伏に車底が支えてし
まいます。今更の様に悪路に強く、低速
で力強い走りが出来るカブの優秀さを再
確認しましたね〜!! 山道や林道を走るの
にピッタリのバイクです。
この様な悪路が続きます! 道路は滑りやす
いので要注意、スピードを落として走らない
と危険です。しかも左路側は数百メートル
下まで続く山の斜面、転落したら一巻の終
わりです。

やがて道路は行き止まり、ここから歩いて
行かなければなりません。入口前には車
が5〜6台停車出来る位の広場があり、先
客の車が止まっていました。
以前は入口から沢伝いに小道を歩いて行った
のですが、現在は小さな岩礫のバラス道路が
出来ています。確か目指す鍋山の湯壷まで、
10分程度は歩かねば到着しなかったと思い
ながら・・・・よし! カブなら走れるはずとエンジ
ンを駆けギヤを1速にして乗り出しました。



バラス状の起伏のダートです。何度も滑りそう
になりながら何とか数百メーター登りました。し
かし前を横切る水沢の大きな起伏を前にして、
カブの能力はここまでと "どんがめ" を止め歩
いて行く事にしました。多分モタードクラスのオ
フロード車なら越えられるでしょうね〜。
"どんがめ" を降り、歩きながら後を振
り返るとかなり急な坂を登って来たのが
分ります、15度位の勾配でしょうか。途
中子供連れのご夫婦と若い男女数人が
下ってきました。何れも湯上りの火照っ
た顔に汗をかいていました。"今日は〜"
と挨拶すると、向こうからも笑顔で "今
日は〜" と返ってきました、楽しかった
様子が伺えます。
数分も上へ向って歩くと草叢の中に小さな祠が。
その前を通り過ぎると現われました〜これぞ野湯
「鍋山の湯」です。先客が入浴中です。 "どちらか
らですか" と挨拶すると "大分から〜" 。

"あの〜写真を撮らせて貰えませんか〜" と言う
と、"構いませんよ〜" と笑いながらの返答です。
草叢に囲まれた野湯ですから、脱衣所など
勿論ありません。その付近の岩か草の上に
でも・・・・(^-^)。正面の大きな岩の後方の
泉源からお湯が引かれています。

湯壷は上段と下段の2槽に分けて石で囲わ
れていて、各々3〜4人程度一緒に浸かれ
るでしょう。泉源孔を見ると薄っすらと白煙
がたなびき硫黄臭が感じられました。お湯
はやや黒っぽく透明、硫化鉄らしい黒色粉
末状の湯の華が見られるところから弱酸
性の硫化水素泉と言われています。

手を浸けるとやや温めの温度、しかし泉源
から引かれているお湯はかなり高温です。
その為近くの沢水が引かれバルブで量を
加減して好きな温度で入れるように地元の
方によって工夫されているんですね〜。
その上、このお湯は肌にとってもソフトで、
女性に人気があるとか。

"あんた山ばっかり撮らんで浸からん
かえ" と声を掛けられ、"ハイ、今日
は写真だけ" と遠慮して・・・、真夏の
炎天下では暑すぎる〜〜 。

ここから下界を見下ろせば、別府湾
が・・・・山上の別天地でした。
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