妊娠したら出産してできる限り速やかに職場に戻って働きたいなら、育児をしながらでも働きやすい職場を選べば良いと考えるのが妥当です。
しかし、20代の女性が転職する際によく持っている悩みが、将来のポジションがあるかどうかです。
たとえ育児休暇を経て復職に成功したとしても、確かな地位を得られず、やりたい仕事にいつまでも従事できない状況になってしまうのでは職場選びに失敗したと言わざるを得ません。

職場によって復職した女性のポジションに対する考え方には、大きな違いがあります。
一年以上のブランクができるので、サポートの仕事をしながらあらためて仕事に慣れるという形で新人に近いポジションを与えられることも少なくありません。
逆に、もうこれで育児休暇で現場を離れることはないため、責任のある仕事ができるよう高いポジションに付けてもらえるというケースもあります。

この違いを区別するには、実績を確認することが大事です。
女性を特別扱いすると明言しているような企業はまずないので、復職後と想定される年齢の女性が重要なポジションに付いているかを確認しましょう。
もし情報開示がなくてわからないという場合、問い合わせをすることもできます。
当たり障りがない方法としてエージェントに相談して調査してもらうのも良い方法です。
自分で問い合わせると労力がかかりますが、エージェントに任せれば興味を持っている会社をリストアップして依頼するだけで確認を取ってもらえます。